古戦場の肉集め編成などで、1ターン討伐を目指す為に奥義に特化した編成(以下、奥義編成)を作ると思います。グラブルはダメージ計算の過程が少し複雑なこともあって、よくわからないままに武器をならべて崩してを繰り返し、気付いたら目標が達成できていて「やったね!」、と言って終わっている人も多いかもしれません。そうなると、組み上げる過程が定まらず、
- 他の属性で作る時に再現性が無くて、また1からトライ&エラーを繰り返す
- 出来上がった編成を改善する時に、どこから手を付けていいか分からない
といった課題に直面してしまう可能性大です。そこで、本記事では奥義編成を組み上げる構成要素から、それぞれを伸ばす要素までをまとめてみようと思います。完成した奥義編成を最適化する手順は以下の記事にて。
奥義編成におけるダメージの構成要素
奥義編成を作る時は、1ターンで出せる最大ダメージを出す事が目的となります。グラブルのダメージ計算は結構複雑で、様々な場所で詳細な検証や解説が為されているので本稿では割愛しますが、とりあえず「すべてのダメージには上限が存在する」事だけ覚えておけばとりあえずOKです。
フルチェイン時の基本ダメージ
※以下、上限を引き上げる要素が全く無い場合の話をします
キャラクター1人が奥義を打った時の上限値は約168.5万に収束します。よって4人のメンバー全員が奥義で上限ダメージを出した場合の合計は168.5万×4=674万となります。更にチェインバーストのダメージが加算されますが、4チェインした時のチェインダメージの上限値も約168.5万に収束するので、合計すると842.5万が基本ダメージとなります。
このままだと、例えば古戦場のEXボス(HPが1550万)を1ターンで倒す事はできません。
奥義編成がダメージを伸ばす要素
総ダメージを伸ばす要素は以下に大別できます。
- ダメージの上限をUPさせる
- 奥義を打つ回数を増やす
- 奥義以外の手段でダメージを与える
これらの要素に該当するものが多い武器やキャラクターは、奥義編成の適性が高いと評価できます。
ダメージの上限をUPさせる
武器のスキル
上限だけをUPさせる「イクシード」系のスキルや、「必殺」を含む武器を編成するとダメージ上限がUPします。注意したいのは、このカテゴリの武器には攻刃を持たないものが多いので、与えるダメージがそもそも上限に届かず、結果的に総ダメージが下がってしまう事があります。
オメガ武器と終末武器の第2スキルに「奥義ダメージの上限上昇」や「チェインバーストのダメージ上限上昇」を設定する事でダメージを伸ばす事ができます。
セラフィックウェポンは通常のダメージ上限と別枠計算になるので、結果的にダメージ上限が上がります。よほどの理由が無い限りは外れる事がありません。
リミットボーナス
主人公のジョブ向けや、キャラクターに設定されているリミットボーナスには「奥義ダメージ上限UP」や「ダメージ上限UP」があり、これを取得する事でダメージ上限がUPします。
アビリティ
キャラクターが持つアビリティを使用すると上限があがります。単体を対象としたものと、パーティ全体に効果があるものがあり、どちらも有用です。
召喚石の加護
天司石やアーカルム石など、召喚石の加護効果でダメージ上限を上げるものがあります。
奥義を打つ回数を増やす
剣豪/ライジングフォース
奥義ゲージが200%まで貯まり、奥義を2回連続で打つ事が出来ます。主に召喚石「カツォウヌス」の召喚効果で奥義ゲージを一気に貯めて運用します。
クリュサオル
クリュサオルのリミットアビリティ「デュアルアーツ」を使用すると、100%の奥義ゲージで奥義を2回打つ事ができます。
奥義以外の手段でダメージを与える
主に倍率が高いダメージアビリティがこの枠に当たりますが、ダメージアビリティは倍率がそこまで高くないことが多いので、キャラクターを選ぶ時の選択肢としては優先度が低くなります。
以下は、実際に古戦場の肉集め編成を作る過程を記事にしたものです。ご参考まで。
また、通常軸編成についてまとめた記事もありますので、併せてご参照くださいませ。
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