【VOW】イニストラード:真紅の契り 雑感

在宅勤務がつい最近解除されてしまい、すっかりARENAから引退気味ではありますが、逆にこの週末はプレリリースで紙に触る事もありまして、リリースノートくらいは確認しておこうと思い立ちました。がんばるおぢさん。

カードギャラリーは以下

https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/card-image-gallery/innistrad-crimson-vow

メカニズムの確認

なんだかんだリリースノートが出力されると安心しますね。というわけで、リリースノートから気になるところを抜粋。全文は以下(採録キーワードが多いので、その辺りは省略)

■『イニストラード:真紅の契り』リリースノート

https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/innistrad-crimson-vow-release-notes-2021-11-10

新キーワード能力:切除

超過に近い新キーワード「切除」は、インスタントやソーサリーに設定されており、切除コストを支払うと呪文の一部の記述を削除して強力なものとして使用できるようになります。

  • 呪文を切除コストで唱えたなら、スタック上にある間その呪文は角括弧の中の記述を一切持たない。
  • 切除コストは、その呪文のマナ・コストを唱える代わりに支払う代替コストである。
    • この呪文を切除コストで唱えても、その呪文のマナ総量は変化しない。
  • あなたは切除コストと他の代替コストの両方で呪文を唱えることはできない。
    • たとえば、何らかの効果によってあなたの墓地にある《錬金術師の挽回》に{U}のフラッシュバック・コストが与えられた場合、あなたはあなたの墓地から、それを切除コストで唱えることはできない。
  • 何らかの効果によって「呪文をマナ・コストを支払うことなく唱える」場合、あなたはその呪文を切除コストで唱えることはできない。

新キーワード能力:訓練

新キーワード能力である訓練は、その能力を持つクリーチャーが同時にアタックするクリーチャーのパワーを参照し、自身よりパワーが大きいクリーチャーが参加している場合に発動する。

  • クリーチャーの訓練能力は、そのクリーチャーとそれより大きなパワーを持つクリーチャーの両方が攻撃クリーチャーとして指定されたときのみ誘発する。
  • 攻撃クリーチャーが指定された後にクリーチャーのパワーが増加しても、訓練能力は誘発しない。
  • クリーチャーの訓練能力が誘発したあとで、比較した攻撃クリーチャーを破壊したり、そのクリーチャーのパワーを現象させたりしても、訓練を持つクリーチャーの上に+1/+1カウンターを置く事は防げない。

セットテーマ:血・トークン

血・トークンは、本セットのいくつかのカードに跨って参照される共通の能力を持つトークン。

血・トークン

1T,カード1枚を捨てる,このアーティファクトを生け贄に捧げる:カード1枚を引く。

  • 何らかの効果が血・トークンを参照する場合、血というサブタイプを持つアーティファクト・トークンであれば、他のサブタイプを持っていても関係ない
  • 血・トークン1つを生け贄に捧げて複数のコストの支払いにあてることはできない
  • 血・トークンを生け贄に捧げる度に誘発する能力は、その方法に関係なく誘発する
  • 血・トークンを生成するように指示する呪文であり”対象を取るもの”について、唱える為にすべての対象を取る必要があり、すべての対象が不適正になった場合は、トークンも生成されない。(一部が不適正な場合は、適正な物だけが解決されてトークンも生成される)

コモンをざっとチェック

コモン生物のサイズ

前回に引き続き緑以外のサイズは控えめで、飛行の数が多い。前回の除去布陣が強すぎだった為、今回はちょっと弱く見えるものの、アンコモンに英雄の破滅があるので、やっぱりコンバットトリックに寄せた構成にはし辛そう。シールドとかだとバンバン打たれて悶絶してそう。

コモン除去

2マナで攻撃生物を排除できる限定除去として使える上に、6マナ払えば完全除去になる「激情の報復」はかなり使いやすそうな印象。1マナ2点の「貫く光」は沢山入れたくないけど、頭の片隅には入れておきたい。平和な心枠は「シガルダの拘禁」で3マナ。リムーブもできるがなかなか重いね。

今回は捕獲球枠が存在せず、サイズダウンさせるオーラ「死への恐怖」だけ。自分の生物を対象にすると軽くなるという、使い分けが可能なバウンス「錬金術師の挽回」はプレイアブルかちょっとあやしそう。

今回の確定除去枠は4マナインスタントの「骨の髄まで」で、吸血鬼を刺せない死の重みこと「牙の天稟」があるくらいと層が薄い。

前回が不遇だったこともあり、今回は超構築の「削剥」と、PWにも飛ぶスプレー「炎恵みの稲妻」と軽くて強めな火力がありつつも、「肉体の裂傷」は5マナ4点とかなり不満。

インスタントタイミングでパワー分のダメージを飛ばせる「狼の一撃」が今回のMVPになりそうな気がする。また、降霊の第2面がすべてエンチャントという事もあって、「押し潰す梢」はかなり使いそう。

雑感

今回はあまりシナジーは求められないような印象で、ドラフトはちょっと飽きが来るのが早いかもしれない、というのが第一感。レア以上に面白い効果のカードが多いので、構築が楽しくなりそうなセットかな?ただ、コモン除去が弱くてコンバットトリックは強そうだから、環境理解が進むと高速化できるのかもしれない。

 一応ざっとプレビューをやったので、ダラダラ聴きたい人はこちらも併せてどうぞ。

そんなところで。

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