前回の環境が苦手すぎて引退気味ですが、在宅勤務が暫定復活したので雑感記事までは書きました。
カードギャラリーは以下
https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/card-image-gallery/kamigawa-neon-dynasty
メカニズムの確認
せっかく調子よくここ何回かリリースノートが用意されていたのに、今回は見当たらないですね。ちゃんとしたルールは不明ですが、メカニズム記事から気になるところを抜粋。全文は以下
■『神河:輝ける世界』のメカニズム
https://mtg-jp.com/reading/translated/0035754/
★2022/2/10追記★
とか言ってたらリリースノートでました。たまに真面目に早めに記事書いたりするとコレですわ。とりあえずリリースノートを読んで不足してそうな部分を追加しておきました。全文は以下
■『神河:輝ける世界』リリースノート
https://mtg-jp.com/rules/img/neo_faq/JP_MTGNEO_ReleaseNotes_20220209.pdf
新キーワード能力:換装
今回追加された「換装」は、過去のメカニズムと比較すると、生体武器がいちばん近い挙動になりますかね。
- 換装を持つカードはアーティファクト・クリーチャーであり装備品でもある。
- つけられていない状態で戦場に出る
- 換装コストを支払って、あなたがコントロールしているクリーチャー1体に装備品として装備する事ができる(この能力はソーサリーとして行う)。
- 換装済みの状態で、他のクリーチャーに換装する事も可能
- 換装されると、それはクリーチャーではなくなる
- 換装能力を持つ装備品・クリーチャーがクリーチャーでなくなった時点で、そのクリーチャーについていた、装備品およびエンチャント(クリーチャー)を持つオーラははずれる。クリーチャーではない装備品にエンチャントできるオーラは、その装備品についたままである。
- 換装済みの状態で換装コストを払うと、クリーチャーから外れてクリーチャーに戻る(この能力はソーサリーとして行う)。
- 装備されている装備品は、アタック時にタップしないので、戦闘終了後にクリーチャーから外すとアンタップ状態のクリーチャーとして場に存在できる。
- 装備品を外したり移動したりすることで、タフネス修正が更新されて致死ダメージとなる可能性もあるので要注意
新ルール用語:改善されている
新しく定義された「改善」というキーワードは、以下の状態のクリーチャーを参照します
- 装備品がついている
- (あなたがコントロールしている)オーラがついている
- 1つ以上のカウンターが置かれてる
- 置かれているカウンターの種類は問わない(-1カウンターでもOK)
改善に関するルールは以下
- あなたがコントロールしているクリーチャーに、対戦相手がコントロールしているオーラがついていても、それは改善されていない。
- カウンターが置かれているクリーチャーは、そのカウンターの種類や、どのプレイヤーがそのカウンターを置いたのかにかかわらず、改善されている。
- 装備品を装備しているクリーチャーは、ついている装備品を誰がコントロールしているにかかわらず、改善されている。
- 改善されるのはクリーチャーのみである。改善されたクリーチャーがクリーチャーでなくなったなら、それはもはや改善されていない。
新キーワード:完成化
「完成化」は、あらたな混成ファイレクシア・マナ・シンボルとを携えて登場する。そのシンボルをライフで支払うことにより、おそらくあなたはタミヨウを1ターン早く唱えることがで
きるが、その場合、彼女は忠誠カウンターが2つ少ない状態で戦場に出る。
- この呪文を唱え始めるに際して、呪文のモードやXの値を選択するのと同じタイミングで、あなたは{G}か{U}か2点のライフのどれを支払うかを選択する。
- カードのマナ総量を決定する際には、混成ファイレクシア・マナ・シンボルは通常のマナ・シンボルと同様に数える。具体的には、タミヨウのマナ総量は、たとえあなたが彼女を唱えるのに{2}{G]{U}と2点のライフを支払ったとしても、常に5である。
- ファイレクシアはマナの色でも、マナのタイプでもなく、プレイヤーはファイレクシア・マナを加えることはできない。このシンボルは単に、あなたに呪文や能力のコストを支払う別の方法を与えるものである。
完成化の一般注釈:
- 完成化は置換効果であるが、忠誠カウンターが置かれた状態で戦場に出るパーマネントにしか適用されない。このカードが戦場に出るに際しての忠誠カウンターの数に適用される他のあらゆる置換効果は、通常通りに適用される。
- 完成化能力が参照するのは、プレイヤーがその呪文を唱えるに際して、ファイレクシア・マナ・シンボルのために2点のライフを支払うことを選んだか否かのみである。その呪文を唱えている間に他の何らかの理由でプレイヤーがライフを支払ったとしても、それによってプレインズウォーカーに置かれる忠誠カウンターの数が減ることはない。
再録メカニズム:英雄譚および変身する両面カード
本セットの英雄譚はすべて、変身する両面カードです。最近のセットにあったモードを持つ両面カードと違い、変身する両面カードの第2面にはマナ・コストがなく、唱えることができない。ただし、これらのカードは変身できる。
このセットにある英雄譚カードは通常、戦場にある間は変身しない。その代わりに、これらのカードは追放されて変身して戦場に戻る。
- 変身する両面パーマネントが戦場にある間は、その時点で表になっている面の特性のみを考慮する。他の面の特性は無視する。
- どちらの面が表になっているかに関わらず、変身する両面カードのマナ総量はその第1面のマナ総量である。
- 第Ⅲ章の能力で追放され、あなたのコントロール下で変身した状態で戦場に戻ってくる
- (※編注)召喚酔いの影響を受けると思われます
- 第2面のカードタイプは「クリーチャー・エンチャント」
再録能力後:魂力
神河救済で登場した時は生物に限定された能力でしたが、本セットでは様々なパーマネントに設定されています。
- 魂力はそのカードが手札にある時に機能する起動型能力で、そのカードを捨てることを起動コストに含む事が特徴
- 魂力能力が対象を必要とする場合、そのカードを捨てるためのみに、対象なしでその能力を起動することはできない。
再録キーワード:忍術
旧「神河」三部作で初登場した「忍術」は、クリーチャーが持つ起動型能力です。
- 忍術能力を起動するに際して、手札にある忍者・カードを公開してその攻撃クリーチャーを戻す。その忍者カードは公開したままにしておき、その能力が解決するまでは戦場に出ない。それが解決以前に手札を離れたなら、それが戦場に出ることはない。
- 攻撃クリーチャーが「ブロックされなかった」状態なのは、ブロック・クリーチャーの指定が終わった後だけ
- 忍術の起動に伴ってクリーチャーを手札に戻す事は、コストなので割り込む事はできない点が要注意
- 「攻撃クリーチャーがブロックされた」状態になると、そのクリーチャーを選んで忍術を起動することはできない。(ブロッククリーチャーが全滅しても変わらない)
- 忍術によって戦場に出るクリーチャーは、手札に戻したクリーチャーが攻撃していたプレイヤーやプレインズウォーカーを攻撃している状態かつタップ状態で戦場に出る
- その忍者は攻撃している状態ではあるが、それは攻撃クリーチャーとして指定されたわけではない(たとえば、「クリーチャー1体が攻撃するたび」に誘発する能力は誘発しない)。
- 忍術能力は、ブロック・クリーチャー指定ステップ、戦闘ダメージ・ステップ、戦闘終了ステップの間に起動できる。多くの場合(以下参照)、戦闘ダメージ・ステップあるいは戦闘終了ステップまで待つと、戦闘ダメージが与えられた後になるため、忍者は戦闘ダメージを与えない。
- 戦闘ダメージが与えられた後でも戦闘フェイズ中に忍術を起動することは可能
- 先制攻撃のダメージが解決された後に忍術を起動すると疑似的な二段攻撃となる
- その忍者が先制攻撃を持っていたとしても、通常の戦闘ダメージ・ステップの間に戦闘ダメージを与えることになる。
- 忍術能力はブロック・クリーチャーが指定された後にのみ起動できる。それ以前には、攻撃クリーチャーは、ブロックされた状態でもブロックされなかった状態でもない。
コモンをざっとチェック
コモン生物のサイズ
軽いマナ帯は控えめなサイズが並び、重いところはソコソコ。装備やオーラをフィーチャーしたいという強い意志が感じられる。どの色でも使える7/7/7トランプル&速攻(搭乗2)の「雷鋼の巨像」がコモンに存在する事がどう転ぶか?
白に飛行が少なくて、青も4/3/3が1体存在して気を吐いている位。忍術を通すという役割があるので、1/1/1飛行2種は普段より重要になると予想。
コモン除去&トリック
白
- 仲裁者の拘束:平和な心枠
- 道照らし:+1カウンター&アンタップ
- 開運の供物:1マナで3マナ以下を解呪
- 執政の権限:1マナ+2/+2
- 穢れの一掃:パワー4以上破壊 or エンチャント追放
- 放浪者の介入:2マナ戦闘中4点
青
- 次元切開:ブリンクして+1/+1カウンター乗る
- 短絡:瞬速-3/-0オーラ
- 装身:基本サイズを4/5にして1ドロー
- タミヨウの完成化:瞬速の脱水(装備品に付けると剥がせるのでトリックになりうる)
黒
- 鷲掴む苦悩:-1/-1オーラ
- 神への債務:生物かエンチャントをエディクト
- 致命的な不具合:基本-2/-2で、コントロールする改善生物の数だけ追加-1
- 戦闘復帰:+1/0&死んだら場に戻す
- ねじれた抱擁:生物かPWを破壊する4マナオーラ(+1/+1)
- お前はもう死んでいる:ダメージを受けている生物を破壊&1ドロー
赤
- 野心的な突撃:ラッパ
- 爆発的登場:アーティファクト破壊&+1/+1カウンター
- 鉄蹄の猪:魂力で+3/+1トランプル
- 神の火炎:2マナ3点
- 火をつける怒り:+1/0先制
- 電圧のうねり:基本は1マナ2点、アーティファクトをサクると4点
緑
- 古代への衰退:3マナソーサリーの追放帰化
- 樹海の好意:魂力で+3/+3
- 樹海の保護者:魂力で2体に+1/+1カウンター
- 達人の咎め:生物のパワー分ダメージ
- タミヨウの保管:呪禁&破壊不能
アーティファクト
- 忍者の苦無:装備してサクると3点
雑感
レアはちゃんと見れてないけど、コモンに2色土地10種と場に出た時に色を選べる土地があるので、シールドは3色目タッチ上等のカードパワー環境の予感。ドラフトは除去が弱そうなのでシナジーデッキが暴れそうな雰囲気はある。今回は楽しい環境たのむぅ
一応ざっとプレビューをやったので、ダラダラ聴きたい人はこちらも併せてどうぞ。
そんなところで。
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