【MID】ドラフトまとめ

もうすぐ環境も終わりという事でまとめておきましょう。今回は無事にミシックへ順調に到達できました。

環境初期の振り返り

リリース付近に書いたファーストインプレッション記事は以下。

それにしてもメカニズム部分の記述が長いですね。雑感に関しては、あまり踏み込んで書いていないだけあって、当たってるようでハズレてる。後半にレアが流れてくる環境という表現は正しい。黒除去の層が厚い点に触れているけど、青がここまで強いとは理解できてなかった。

環境を終えての感想

一つ前の環境があまりにも嫌いだったこともあって、反動でかなり遊びましたね。最初の1か月は成績が安定しなかったものの、10月は成績が安定してスーッとランクが上がりました。

黒い除去がかなり強いので、直線的なビートで7勝を目指して駆け抜けるのはリスキーなので没。盤面を明け渡すとそのまま寄り切られる環境ではあるが、3マナ以下の生物が弱いので出遅れると4マナの強力打線が間に合って敗走一直線。地上限定の黒除去が強い関係で、飛行というだけでバリューが高い=降霊も加点要素。

不平等な椅子取りゲーム

今回はかなりアーキタイプが重視される環境でした。その上で色の組み合わせ間の格差はかなり大きく、どれだけ流れがあっても触りたくない色の組み合わせが存在します。特にBO1だと顕著だと思うので、どれだけ上手に下にやりたくない色を押し付けて、自分が良いポジションに座るか?に神経を尖らせるべき。

よって椅子取りが終わる後半よりも、序盤の5ピック程度を重要視した方がよく、過度な「受けドラフト」は身を滅ぼします。環境初期に苦戦したのは、あじわいが「受けドラフト」が好きだからでした。ただ、多少の流れは見た方が良いので”決め打ち”まで突き抜けない方が良いかなと。

具体的な色ごとの強弱は?

というわけで具体的な色の強弱ですが、単色の評価だと赤だけブッチギリで最下位。他の4色は横並びの印象かなと。

2色の組み合わせに拡げると、青黒が後手でも戦える点で最優秀となり、その裏をとれる白緑が2番手。青緑、青白、白黒がそのあとに続いてくる。赤をやるなら赤黒オンリーで、それ以外の組み合わせは無視していい。

3色目のタッチは極力避けた方が良い。タッチしやすくなる潤滑油的なカードが少ない上に、序盤に色事故でモタつきたくない。

ピック方針

初手は正直握りつぶせば良いので強い順で取って良いが、無駄ヅモを減らしたいなら赤と黒を避けておくとほんのり役に立つ。

やりたい2色の組み合わせが3種類ある青と白から動くと渡りが付けやすいので、序盤はこの2色の点数を少しだけ高めに付けておいて、1パック目は単色気味にまとめる(あまりにも強いカードは摘まむ)ピック方針が良さそう。ちなみに多色カードが流れてくるくらいでシグナルと考えない方が安全。

赤青は本当にカードが揃っていたとしても、スペルを中心にデッキを構成すること自体が、盤面で後手に回りやすくなってしまう点が大きなリスク。もう二度とやらない。黒緑はグッドスタッフならやる。